夜行日記
ブログからHPへと移行したので、こちらは日記となりました。
更新したことや、日々の出来事を書く予定です。
感想を書くこともありますが、内容は薄っぺらなので期待しないでください。
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
闇に映える白い月
リクオ視点で描かれた小説もどきです。
夜リクつら←昼リク、と思い込んでいる昼リク視点ってところでしょうか。
仕事帰りに、ほぼ満月の月がとっても綺麗でしてね。
なんとなーく、帰路の最中に考えた妄想を、速攻で文章化してみました。
読むときは「つづきはこちら」を押してください。
「あ・・・綺麗な月だな・・・」
部屋で勉強をしていたら、隙間窓から月が見えてきた。
何故かもっと良く見たくなって、羽織を着て縁側にふらりと出る。
満月に近い、真っ白な月。
この寒い夜空に良く映える、凍えるような白い月。
冬の夜空は、月の白さをいっそう際立たせているような気がする。
・・・・ぶるっ
「うう、さむい・・・」
しばらく見とれていたら、さすがに寒くなって部屋に戻った。
そういえば、今夜から明日にかけて寒波が猛威をふるうとか。
「大晦日だっていうのにねぇ。」
そういえば清継くんが、2度参りに行こうと皆を誘っていたっけ。
もちろん曰く付きの神社だったわけだけど、今回は断る事にした。
なんせ向かうは苔姫の神社。
安心だというのもあるけれど、女に目のない夜のボクがしゃしゃり出て、苔姫と話し始めたりしたらかなわない。
そうならなかったとしても、苔姫の方がうっかり話しかけてくることもあり得る。
そんなわけで、ボクとつららだけ参加しない事になった。
カナちゃんがつららの方を訝しそうな目で見ていた気がするけど、気のせい・・・だよね?
「・・・そうか、つららだ・・・」
なんとなく見とれてしまった、白い月。
寒い夜空が良く似合う、白い月。
そう、それはまるで彼女のよう。
かくれんぼで遅くなってしまったあの時、夜の闇に良く映えた白い肌。
あの戦いの時も、あの白い肌だけが、何も見えぬはずの闇の中で見えたような気がしたのを、ボクも覚えている。
「・・・ずるいなぁ。」
白い月が映えるのは、深い夜の闇の中だけ。
満月の月を存分に楽しめるのも、真夜中の間だけ。
きっと白い月が満面の笑みを見せるのも、夜の闇に対してだけなんだろう。
あの白い月は、夜のためにある。
「・・・勉強の続きでもしよっか。」
おもむろに勉強を再開するリクオ。
このまま考え続けると、嫌な自分になってしまいそうだ。
だから、勉強をする。
少なくとも勉強に集中している間は、余計なことを考えずに済むのだから。
白い月は、そんなリクオを窓の隙間から照らし続けていた。
せっかく改造したので、ついでに最初に上げた文章とちょっと変えました。
最後のほうが蛇足っぽくなって、なんか変に感じましてね。
こっちの方が、一方通行(思い込み)感が出て、私としては好きです。
大晦日だというのに、煩悩まみれですw
除夜の鐘で、この煩悩が取り除かれませんように^^
PR
Submit Comment
HN:
たく
性別:
非公開
職業:
介護
趣味:
ゲーム、マンガ、食べ歩き
自己紹介:
ご意見がありましたら、以下のメールフォームをご利用ください基本ものぐさな3日坊主人間です。
けっこう理屈っぽい所もあるんですが、大雑把に生きています。
けっこう理屈っぽい所もあるんですが、大雑把に生きています。
Powered by SHINOBI.JP